カテゴリー「無添加住宅」の記事

2008年11月19日 (水)

無添加住宅6

今回は間取りについてです。

我が家の基本の間取りは義父と私の二人で考えました。

当初住宅会社の方がプランをいくつか作成してくださったのですが、なかなかピンとくるものがなかったので・・

考えた条件はいくつかあります。

1.三世帯住宅。1.2.3F全てにバストイレ・キッチンをつける。388 410 430

  電気やガス・水道のメーターも別にする。

  (電気は3Fとも全部別ですが、水道は設備の都合で1・2Fは一緒になりました)

  これは3家族が各フロアに住むことを考えたからです。

  親世帯と子世帯では生活のリズムがまったく合わない為、分けました。当初1・2Fはお風呂は一緒でも・・と考えたのですが、今思うと別で正解だったと思います。

  コストは3倍になりますが、後で設置する事を考えれば工事費も安くついたと思います。

  ひとつだけ失敗したと思うのは電気代を世帯別に分けたのでエコキュートやソーラーパネル等の恩恵をあまり受けられないことです。あまりエコに出来ないのがちょっと残念かな。

  オール電化ではなく、キッチンも床暖房もガスにしました。

  キッチンはIHの電磁波が気になったためです。

2.両親の為にホームエレベーターをつける。

  両親は1Fに住んでいて、まだ足も達者なので階段の昇降が出来ますが、3Fの洗濯物の取り込み等をお願いする事があるので、今後の為に設置しました。133

3.なるべく部屋を広く使う。

  大人数が入っても圧迫感の無いようにしたはかったのでリビングとダイニングは一部屋続きにしました。来客が泊まる時の事を考えてリビング側は引き戸を閉めると仕切れる様にしました。

主人は来客が泊まる事はめったにないのだから、この引き戸はいらなかったと今でも言いますが、私はつけて良かったと思っています。

4.風通しの良い家にする。

 南北に開口を設けて風が抜ける様にしました。

 おかげで夏も風が通るので快適です。

5.日当たりの良い家にする。

  南側に大きな窓をつけて冬に日がたくさん入る様にしました。

  真冬でも日中は日当たりが良いのでリビング暖房なしでもいられるくらいです。猫たちのお昼寝場となっています。

  3Fに吹き抜けをつけたのですが、施工会社の設計では冬暖かい様にと最初は南側のリビング側が吹き抜けでした。

  これをあえて夏に熱気が上に昇る様に北側のダイニングに変更してもらいました。

  冬の暖かさよりも夏の涼しさを取ったわけです。

  これは大成功でした。我が家は漆喰と無垢の木が湿気を吸ってくれるせいもあり、ムシムシ・ジメジメはまったくありません。

  ここに住んで4年になりますが真夏でもエアコンをつける事なく過ごせています。吹き抜けにシーリングファンをつけているのでそれを回していれば結構涼しさを感じます。442

6.トイレと寝室を近くに置く。

 排水菅は出来るだけ壁側に、音が響かないようにしました。

7.お風呂と寝室は離す。

  両親はとても早く寝るのですが、私達はお風呂に入るのが夜中の1時2時という事もよくあります。お風呂に入っている時の音や水の流れる音が寝室の側にあるとパイプを通って響いてしまう為に気になって眠れないという事が無いようにです。

8.収納をなるべく作りつけにする。

  両親は今まで使っていた家具をそのまま使いたいという希望がありましたので、作りつけにはしませんでしたが、3Fはほとんど作りつけにしました。

  キッチンのカウンター下も食器棚を作りましたし、ロフトへの梯子をやめて階段収納を作ってもらいました。451

  全て中に入れるものを決めてサイズも指定しました。

  

9.照明はダウンライトにする。(両親の部屋は希望によりペンダントトップにしました)

10.お風呂に窓をつける。(ジャロジーではなく開閉の出来る窓)

11.1Fキッチンに床下収納をつける。

12.屋上をつける。屋上に少々花壇も出来る様に耐震設計も考えてもらいました。

まだまだいろいろとありましたが、これらを全てクリアして出来た家ですから本当に満足しています。

家の立地と環境。自分たちのライフスタイルを良く頭に入れた上で間取りを考える事をお薦めします。

もちろん予算もあるので全てというわけにはいきませんが、ここだけは譲れないポイントをしっかり把握して、妥協しないようにしたいものです。

次回は工事についてです。

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2008年11月 7日 (金)

無添加住宅5

いざ無添加住宅を建てようと決めた私達でしたが、9月に決めてから我が家は建て替えの為、引越しの準備もあり、細かい設計の打ち合わせや解体作業のこともあり、実際に建て始めたのが12月でした。

写真1 解体後地鎮祭を行いました。

写真2 基礎

写真3 いよいよ棟上

写真4 お神酒をかけて上棟式をやりました。

上棟式は12月で寒いこともあり、軽くお神酒を頂いて、大工さん達に折り詰めを配りました。

田舎だったらお餅やお菓子をまくところですが・・・

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おおまかな設計は決まりましたが、照明やら窓枠やらトイレやら決めることは非常にたくさんあります。

我が家はまだキッチンや洗面台や浴室・が無添加住宅仕様なので選択肢が少ない方だと思います。

柱(ヒノキの4寸)も断熱材(炭化コルク)も壁(漆喰)床材(パイン)・建具(オリジナルの米のりで接着した集成材)は全部決まっていますからその辺は楽でした。

一般の注文住宅の場合には柱の1本から断熱材・壁や塗料・接着剤・建具やキッチン・お風呂・洗面台にいたるまで全て決める必要があるのです。

施工が始まってからも細かい打ち合わせを毎週行いました。

次回につづく

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2007年10月16日 (火)

無添加住宅4

気づいたら、前回の無添加住宅3を書いてから一年以上が経っていましたが、その間に水漏れが見つかり、今年の夏に施工業者に修繕していただきました。

我が家には屋上があるのですが、屋上の壁と屋根との境目の部分の隙間の部分の水処理が上手くいってなくて大雨や台風があると3Fの壁に浸みてきていました。20061007_002_2

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そこで水の入っていると思われる部分をはがしてみたところ、かなり酷い事になっていました。200610_004 200610_007 200610_011 200610_021 

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                                   腐っている部分をこそぎ落としたら、屋上の床の乾いた部分が出てきました。

あと半年遅れてたら屋上の床までいってたかも・・・と大工さんが言ってました。

手遅れになる前でよかったです。200610_037

湿気を吸収する為に竹炭を敷きました。

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水が入りそうな角にはコーキングをしました。

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もし万が一水が入ったとしても蒸発できるように透湿シートを巻いて通気性を良くしました。

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屋上は全部漆喰を塗り直してもらいました。

おかげで修繕して頂いてからは今年の関東直撃の台風の後も大丈夫でした。

アフターフォローをきちんとしてくれる業者さんで良かったです。

長い付き合いになるので、これはすごく大事な事ですよね。

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2006年6月20日 (火)

無添加住宅3 神戸へ

秋田社長から電話をもらって大感激した私でしたが、いくら太鼓判を押されても、どんなに今までの実績の写真を見ていいなあーと思いつつも、実際に建物を見る事が出来ないのでいまひとつ踏ん切りがつかずにいました。

そんな時に営業のTさんから実際に関西にある建物を見に行きませんか?というお話を頂きました。

S社で分譲している建物を見て、住んでいる方にもお話を聞けたり、西宮にある秋田社長の事務所にも行き、秋田社長の所で建てた物件も何箇所か見る事が出来るというのです。

片道の交通費も出してくれるというので、これは行くしかないと旦那と二人で2003年の9月15日に新神戸に向かいました。

まず株式会社無添加住宅へ 秋田社長に電話のお礼を言って、我が家の設計図面を見て頂き、サンプルや写真をいろいろと見せて頂き、無添加住宅のお話を伺いました。

無添加住宅は、お客様に化学物質過敏症の方がいらっしゃって、その方の家を作ることから始まったそうです。

まず建材は無垢の木を使い、壁紙は接着剤が使えないので漆喰の壁で・・システムキッチンやユニットバスも使えないのですべてオリジナルで作ったそうです。お客さんにすべてチェックしてもらって反応が出ないか試行錯誤しながら作っていったそうです。

納期も価格も普通の1.5倍~2倍くらいかかったそうですが、この時の経験が化学物質を一切使わない家をもっと安く作れないかという事に発展して無添加住宅が出来たそうです。

その為に建具を工賃の安いインドネシアで作ったり、石や床の材料を中国から加工して輸入しているそうです。最初は建具も曲がったり反ったりして使えないものが多かったそうですが、やっと品質が均一になってきたのでだいぶコストダウンになったの事。

防腐剤に柿渋を使ったりするのも植物の研究をしていた秋田社長のアイディアとの事。

直接お話を伺ってより一層信頼感が増しました。

その後千里ニュータウンにある無添加住宅に実際に住んでいる方のお宅へ。

分譲地の一区画が全部無添加住宅になっていて、漆喰と石で出来た外観はとてもおしゃれでそれぞれが個性的。

1件の家のご主人と奥様にお話を伺うことが出来ました。

身体の事を考えて無添加住宅を選ばれたそうです。

住んで1年以上たつが、とても快適で夏は涼しいが冬は少し寒いという事、キッチンとお風呂は使い勝手を考えてあえて市販のものを使われたとの事でした。

吹き抜けのあるリビングと実際に見る漆喰の壁は壁紙とは違う質感があってとてもいい感じでした。

2階の屋根裏に当たる部分も普通の家なら熱くていられない場所ですが石の屋根のおかげで真夏でも耐えられない暑さにはならないそうです。

実際におじゃました当日は暑くて外気温は30度近くあったのですがお部屋もエアコンなしでもいられるくらいで屋根の真裏の壁はひんやりして触っても熱くなかったのが不思議でした。

木製の玄関のドアは重厚で私はすごく気に入りましたが、無垢の木に塗装に柿渋を使っている為に吸収する部分としない部分色むらが出てしまうのと雨に塗れると少し色落ちするのが奥様は気になるとの事でした。むらも生きている木だから仕方ないのかな・・と思います。

長毛種の猫が1匹いたのですが、猫の匂いはまったくしなかったのは漆喰の壁のせいもあるのではとの事。

我が家にも猫が3匹いるのでこれは心強いです。

実際に体感した無添加の家はとても居心地が良くて空気がきれいな感じがしました。

その後秋田社長のご自宅と無添加住宅で建てた家の外観を参考に見に行きましたが、スイスやヨーロッパの街並にある様な素敵な建物ばかりでした。

モルタルの壁とは違う、漆喰の壁や石屋根の本物の重厚さを旦那も気に入って、「やっぱりいいよね」と改めて無添加住宅の良さを実感しました。

当日は新神戸で泊り、三宮の創作料理のお店で夕食。

次の日は異人館めぐり。うろこの家の壁は無添加住宅の屋根と同じ石で出来ているそうです。

石だから何百年たってもつという耐久性の高さを改めて納得。

その後六甲山に登り、ついでに岸和田のだんじりの生の迫力に見とれ、阪神タイガースの優勝でにぎわう道頓堀を感じてから帰路につきました。

無添加住宅の素晴らしさを改めて感じ、ついでに観光もしちゃった神戸への旅でした。

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2006年4月 8日 (土)

久しぶりの出会い

出会いは偶然ではなく、必然。

そう思える出会いが最近多い。

我が家を建てるときにお世話になった建設会社の営業の方が2年ぶりくらいにアポなしでお嬢ちゃんと一緒に訪ねてきた。

彼は1年以上前にその会社を辞めていた為、ずっと連絡を取っていなかった。

家にいるかどうかもわからないのにわざわざ遠くまで足を運んでくれた事に驚きつつ、何かが会わせてくれたんだな・・と思う。

今は大手マンションメーカーに勤めていて、自宅を無添加住宅で建てたいと思い、我が家の経年変化を見たくて来たとの事。

2年たっても漆喰の壁が変わらず真っ白で綺麗なのに驚いていた。

壁紙と違い、漆喰の壁は静電気を帯びないので埃がつかない。

空気をきれいにしてくれるので我が家には猫が3匹いるが動物の臭いがしないと良く言われる。

20060408_無垢の木の床は少しずつ、つやが出ていい色に変化してきている。(写真手前が元の色、上にじゅうたんを置いているので白いです。奥に行くほど濃くなっているのがわかりますか?)

今年の冬は床暖房をずっとつけっぱなしだったので床板がかなり乾燥して隙間が開いているがこれから梅雨をすぎていくと隙間はふさがっていく。

それも木が呼吸しているということ。

彼も無添加住宅を建てた秋田社長にシンパシイを感じた一人。

せっかく無添加住宅を知ったんだから、自分で建てて、無添加住宅を広めたい、そしてアグリビジネスを展開していきたい・・・という彼の夢を一所懸命語ってくれた。

夢を語る時の目はきらきらしてエネルギーにあふれている。

自らがこうと決めて口に出した夢は必ず叶うと私は思っている。

自分の夢を改めて考えされられた。

私の夢は3年以内に個展を開くことと作品集を出版すること。

私も自分の目標に向かって日々良い作品が描ける様に努力しよう。

他の人と夢へ向かっての頑張る事をコミットメントする事はとても重要。

とても良い出会いが出来た。

全然関係ないけど、ベランダで咲いた小松菜の写真です。

葉を食べた後に根っこの部分を植えておいたら菜の花にそっくりだけど少し小ぶりな花が咲きました。こんな花だったんだ・・・!

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2006年3月17日 (金)

無添加住宅2

2003年春に無添加住宅を建てようと思った私たちでしたが、なにしろ、元が関西の会社なので、首都圏では全く実績なし。

実際にどんな家なのか見ることも出来ないし、住んでいる人の話を聞く事も出来ない・・・というのが最初の問題でした。

工事もきちんと手抜きなくやって貰えるのか・・・

心配したらきりが無いくらい不安でした。

代理店の2社に見積もりと間取り図面を出してもらいました。

大手のK社はRC工法 

中堅のS社(当時はK社でしたが今は社名が変わってS社 無添加住宅ではない自然住宅の提案を今はしています)は木造軸組工法。

価格的にはあまり変わらないのですが、両方の担当者を比べてみて、K社は大手だけに、個人住宅を今まであまりやった事がない方らしく、対応が事務的というか・・・細かい気配りがあまり感じられない。株価は80円台。大阪に無添加住宅だけの分譲地があったり関西ではかなり知名度が高く大手なので少しは安心感?

S社は個人住宅、特に木造住宅をずっと建てている会社で、無添加住宅は兵庫で分譲住宅あり。担当の営業の方は関西でずっと無添加住宅を担当していて何棟も建てた実績がある方で、無添加住宅に関する熱い気持ちを感じるのですが、株価が50円台、会社の業績も赤字経営・・・建てている途中で倒産したりしないの?

両方の見積もりは3000万円前半であまり変わりませんでした。

建設会社で100円切ったらその会社はやばいという事を以前に聞いたことがあったので、両方共株価だけを見たらアウトです。

そこで建築家でこういった家を建てている人はいないか探してみる事にしました。

ネットで検索して、ザ・ハウスやOZONEを見に行ったりしました。

もちろん、自然なものだけで家を作っている方もいますが、私たちの求めるような家の雰囲気とは違う・・・

近所のわりと評判の良さそうな建築会社にも漆喰の壁や無垢の木、石の屋根で家を建てたらどうなるか、見積もりをお願いしてみました。

石の屋根はかなりコストが高くなる・・・実際に使うものはあの東京駅の屋根と同じものになるらしい・・ それってある意味すごいかも・・。

普通のスレートの屋根で見積もりを出すと2400万位だけど石の屋根にすると3000万円台になるらしい。この建設会社の担当の方はすごく良い方で、一所懸命調べてくれたり、努力してくれたので、心情的にはこちらで建てたいくらいでした。建てた家を何棟か見せてもらいましたが、かなり良い物件でした。ただネックだったのは、断熱材でした。紙を粉砕して繊維状にしたものを充填して断熱するらしいのですが、何度説明されても納得できなかったので、結局こちらはお断りしました。

無添加住宅では断熱材に炭化コルクを使っているので燃えないし、遠赤外線効果で暖かいのと調湿効果もあるとの事。

ただ、いろいろ比べて見ましたが、私たちが気に入っているのは無添加住宅の石や漆喰を使ったオリジナルの外観であり、石や木を使ったキッチンやお風呂なので、他の物をどんなに見てもピンとこないのです。

それだけ無添加住宅にシンパシィを感じていたのだと思います。

そうなるとK社とS社 どちらで建てるかという問題になります。

なにしろ3000万~4000万はかかるわけですから、そう簡単には決められません。一生の問題です。家族全員の未来がかかってくるわけですからね。

無添加住宅の秋田社長にも以下の様なメールを書きました。

*東京で無添加住宅を建てたいと思っているが、首都圏で代理店になっている2社があるが、どちらも実績がないのと経営状態が思わしくないので不安でまかせられない。秋田社長のところで直接建ててもらう事は出来ないのか?

両社からどうしますか?という催促をされていましたが、決断出来ない自分がいました。

そんな時、2003年の7月に秋田社長から直接電話がかかってきたのです!

その時の内容は以下の通りです。

私が本当に困っている事はメールを見て良くわかった。

両社から私の事について報告を受けていたので内容はわかっている・・・ただ自分が直接建てる事は出来ないのでやはり代理店を通す必要がある。

自分もS社は経営的に危なかったので本当は代理店契約を6月頃に打ち切るつもりだった。

しかしS社の経営を無添加住宅に興味をもった莫大な資本を持つ投資家の人が引き受ける事になり、今後は自分もなんらかの形で関わる事になるので倒産したりという心配はまずない。

自分も無添加住宅を全国に広めたいと思っていて、首都圏がまず一歩だと思うので、ぜひS社で建てて欲しいと思っている。今後も心配なことがあれば自分に相談してくれればS社には話しをする。

その他、無添加住宅が何故良いのかという説明をして頂きました。

まさか秋田社長から直接電話をもらえると思わなかったので、感動して涙が出ました。本当にうれしかったです。

第3話に続く

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2006年3月 9日 (木)

左官職人

家の屋上とベランダの防水工事中の為今日と明日は外出できません。
若いお兄さん達が全部で6人くらい来てくれてます。
部屋の中もビニールシート敷かれているので、猫達は興味津々。

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へらやこてを使って塗っている姿を見ていて、昨日見たNHKの「プロフェッショナル」という番組の挾土秀平さん(はざとしゅうへい)という土を使って壁を塗る左官職人の方を思い出した。私と同じ年。

彼の腕の凄さと職人は臆病であれ、常に不安を抱えることで、感覚が研ぎ澄まされ、良い仕事が出来るという言葉に納得。

土の壁にあんなに色の種類(朱色から紺色まで)でがあるのかという驚き。

塗った壁の出来映えが納得のいくものでなければ、何回でもやり直す。

塗り壁はそれだけ時間も手間もかかるので、やり直しは全て自分の負担だし工期もその分延びるので施主にも迷惑がかかる。

髪1本分のひびが入って、施主はそれでもいいとOK出しているのに「時間がない中で、60%の出来で逃げた方が良いのか。引き渡しの期限が延びて、施主が怒っても100%のことを最後までやった方が良いのか。それは後者に決まっている。恨まれても、あとで喜ばれる」
と言い切れるすごさ。

ひとつ仕事が終わった後の気分転換が矢沢の歌をカラオケで歌う事っていうのもいい感じだった。 (私も矢沢永吉さん大好き)

なんだか久しぶりにTVを真剣に見たなあ。
いい番組でした。

我が家も漆喰の壁なので、左官職人さんに塗ってもらいました。

夏はすずしく、空気もきれいにしてくれるので漆喰の壁はお薦めです。(我が家は夏エアコン使わないです。漆喰が湿気を取ってくれるので快適ですよ)

けっこういろんな塗り方があって面白い。
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2006年3月 7日 (火)

無添加住宅

我が家は二年前に化学物質を使わずに建てた無添加の家です。

無添加とはどのようなものかというと、例えば

*壁は漆喰

*床は無垢の木(ワックスも塗ってません)

*建具やキッチン等の造作家具は化学のりを使わず、米のりを使っている

*床の接着剤はにかわを使っている

*柱に防腐剤・防水加工の代わりに柿渋を塗っている

*屋根は石で葺いてあります。

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何故私がこのような家を建てたかと建てている間におきた事をこれから順番に書いていきたいと思います。

1 無添加住宅との出会い

4年前の9月に徳島の従姉妹の家に遊びに行っていた時にたまたま見た関西ローカルのテレビ番組がきっかけでした。

その番組で「無添加住宅」の特集をしていたのです。

兵庫県西宮市が本社の「秋田ハウジング株式会社」(現在は株式会社無添加住宅です)の秋田憲司社長が考えた身体に優しい家・シックハウスにならない家の紹介でした。

身体にいい素材を使っているにもかかわらず、ヨーロッパの家の様な漆喰の壁や石を貼り付けた個性的でおしゃれな外観・木や石をふんだんに使ったキッチンやお風呂など、とても心引かれるものでした。

その時はまだ家を建てるなんて遠い先の事だと思っていましたが、もし自分が家を建てるなら、こんな家を建てたいと思いました。

ただ関西の会社なので、この会社に建ててもらうのは無理だなあと漠然と考えていましたが、無添加住宅の名前は強く心に残りました。

その一年後、老朽化していた自宅を建て替える事になりました。

建築会社を選んでもいいよと主人の両親から言われ、モデルハウスめぐりが始まりました。

モデルハウスに入ると、なんとなく居心地が悪く、疲れてしまい、長時間はいられない自分がいました。

今思うとモデルハウスって新築ですよね・・化学物質がたーっぷりあるわけで・・身体が拒否反応を起こしていたんですね。

その時に徳島で見た無添加住宅の事を思い出し、調べた所、東京でも2社代理店がある事を知り早速ショールームに行って見ました。

(現在はもっと代理店が増えています。そして私が建てた会社は代理店ではなくなってしまったのであえて社名は書きません)

一番感じたのは木の香りと空気の気持ち良さでした。

一言でいうと居心地がいいんです。思いっきり深呼吸できる感じ。

漆喰の壁もレストランみたいでおしゃれだし、キッチンの天板やお風呂場の壁や床に天然石(みかげ石)を使っているので高級感もあるし、なんといっても自然素材なので身体に悪いものを一切つかっていないというのが一番。

私は化学物質過敏症ではありませんが、台所洗剤で手の皮がむけたり、化粧品でかぶれたり、ヒノキの枕を使ってかゆくなったり・・と肌が敏感なこともあり、なるべく身体にいい家と思っていたので、皆で話し合って、無添加住宅を建てる事にしました。

新築の家を建ててシックハウス症候群になる・・なんて事は絶対避けたいと思いました。

建てていく過程はこの次に・・・

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