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2006年3月17日 (金)

無添加住宅2

2003年春に無添加住宅を建てようと思った私たちでしたが、なにしろ、元が関西の会社なので、首都圏では全く実績なし。

実際にどんな家なのか見ることも出来ないし、住んでいる人の話を聞く事も出来ない・・・というのが最初の問題でした。

工事もきちんと手抜きなくやって貰えるのか・・・

心配したらきりが無いくらい不安でした。

代理店の2社に見積もりと間取り図面を出してもらいました。

大手のK社はRC工法 

中堅のS社(当時はK社でしたが今は社名が変わってS社 無添加住宅ではない自然住宅の提案を今はしています)は木造軸組工法。

価格的にはあまり変わらないのですが、両方の担当者を比べてみて、K社は大手だけに、個人住宅を今まであまりやった事がない方らしく、対応が事務的というか・・・細かい気配りがあまり感じられない。株価は80円台。大阪に無添加住宅だけの分譲地があったり関西ではかなり知名度が高く大手なので少しは安心感?

S社は個人住宅、特に木造住宅をずっと建てている会社で、無添加住宅は兵庫で分譲住宅あり。担当の営業の方は関西でずっと無添加住宅を担当していて何棟も建てた実績がある方で、無添加住宅に関する熱い気持ちを感じるのですが、株価が50円台、会社の業績も赤字経営・・・建てている途中で倒産したりしないの?

両方の見積もりは3000万円前半であまり変わりませんでした。

建設会社で100円切ったらその会社はやばいという事を以前に聞いたことがあったので、両方共株価だけを見たらアウトです。

そこで建築家でこういった家を建てている人はいないか探してみる事にしました。

ネットで検索して、ザ・ハウスやOZONEを見に行ったりしました。

もちろん、自然なものだけで家を作っている方もいますが、私たちの求めるような家の雰囲気とは違う・・・

近所のわりと評判の良さそうな建築会社にも漆喰の壁や無垢の木、石の屋根で家を建てたらどうなるか、見積もりをお願いしてみました。

石の屋根はかなりコストが高くなる・・・実際に使うものはあの東京駅の屋根と同じものになるらしい・・ それってある意味すごいかも・・。

普通のスレートの屋根で見積もりを出すと2400万位だけど石の屋根にすると3000万円台になるらしい。この建設会社の担当の方はすごく良い方で、一所懸命調べてくれたり、努力してくれたので、心情的にはこちらで建てたいくらいでした。建てた家を何棟か見せてもらいましたが、かなり良い物件でした。ただネックだったのは、断熱材でした。紙を粉砕して繊維状にしたものを充填して断熱するらしいのですが、何度説明されても納得できなかったので、結局こちらはお断りしました。

無添加住宅では断熱材に炭化コルクを使っているので燃えないし、遠赤外線効果で暖かいのと調湿効果もあるとの事。

ただ、いろいろ比べて見ましたが、私たちが気に入っているのは無添加住宅の石や漆喰を使ったオリジナルの外観であり、石や木を使ったキッチンやお風呂なので、他の物をどんなに見てもピンとこないのです。

それだけ無添加住宅にシンパシィを感じていたのだと思います。

そうなるとK社とS社 どちらで建てるかという問題になります。

なにしろ3000万~4000万はかかるわけですから、そう簡単には決められません。一生の問題です。家族全員の未来がかかってくるわけですからね。

無添加住宅の秋田社長にも以下の様なメールを書きました。

*東京で無添加住宅を建てたいと思っているが、首都圏で代理店になっている2社があるが、どちらも実績がないのと経営状態が思わしくないので不安でまかせられない。秋田社長のところで直接建ててもらう事は出来ないのか?

両社からどうしますか?という催促をされていましたが、決断出来ない自分がいました。

そんな時、2003年の7月に秋田社長から直接電話がかかってきたのです!

その時の内容は以下の通りです。

私が本当に困っている事はメールを見て良くわかった。

両社から私の事について報告を受けていたので内容はわかっている・・・ただ自分が直接建てる事は出来ないのでやはり代理店を通す必要がある。

自分もS社は経営的に危なかったので本当は代理店契約を6月頃に打ち切るつもりだった。

しかしS社の経営を無添加住宅に興味をもった莫大な資本を持つ投資家の人が引き受ける事になり、今後は自分もなんらかの形で関わる事になるので倒産したりという心配はまずない。

自分も無添加住宅を全国に広めたいと思っていて、首都圏がまず一歩だと思うので、ぜひS社で建てて欲しいと思っている。今後も心配なことがあれば自分に相談してくれればS社には話しをする。

その他、無添加住宅が何故良いのかという説明をして頂きました。

まさか秋田社長から直接電話をもらえると思わなかったので、感動して涙が出ました。本当にうれしかったです。

第3話に続く

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